BW2にて任意のタイミングでエンカウントする乱数調整方法
前文 乱数目的
BW2 で 6V メタモン を乱数調整する場合、
隠し穴で出現する個体を狙うのが一般的?な乱数調整方法です
しかし、BW2のジャイアントホールでは『あまいかおり』を使うことができません*1
また、任意のタイミングでエンカウントさせる方法が広まっておらず、
現状ではBW1で乱数調整をするのが最効率となります
事前資料
BW2の野生乱数や乱数調整ツール使用方法の知識がある前提です
- ろいしんさん
- ふぇねっくーさん
使用ツール
- SSS4
- bwpidseed
使用ソフト
- BW2
- 今回は光るお守りなし
- 『あり』の場合はあり前提の設定をすること
- 今回は光るお守りなし
出現場所・エンカウント判定
出現テーブル
スロット | 出現ポケモン | 100分率 |
---|---|---|
0 | イノムー(44) | 0~19 |
1 | ピッピ(45) | 20~39 |
2 | イノムー(46) | 40~49 |
3 | メタモン(45) | 50~59 |
4 | ルナトーン(46) | 60~69 |
5 | ソルロック(46) | 70~79 |
6 | メタモン(47) | 80~84 |
7 | メタング(45) | 85~89 |
8 | デリバード(44) | 90~93 |
9 | メタング(47) | 94~97 |
10 | デリバード(44) | 98 |
11 | メタング(47) | 99 |
エンカウント判定
基本的にふぇねっくさんの資料参照
前提
- 歩くor方向転換すると1or2消費性格値乱数列消費する
- 2歩以上草むらを歩かないとエンカウントしない
- 2消費するのは3歩目以降
- 歩く歩数が増えるとエンカウント率が上がる
- 6歩以上でエンカウント率が最大
- 閾値は場所によるらしい?
歩数 | 性格値乱数列消費 | 100分率 |
---|---|---|
歩かず方向転換だけ | 1 | エンカウントなし |
1歩歩く | 1 | エンカウントなし |
2歩目 | 1 | エンカウントなし |
3歩目 | 2 | 0~4 |
4歩目 | 2 | 0~7 |
5歩目 | 2 | 0~10 |
6歩目以降 | 2 | 0~13 |
難しいこと書いてるように見えますが、
初期seed一致後に草むらを6歩歩くとエンカウント率が最大になるって覚えればOK
歩くと性格値乱数列を消費するので、迷ったらレポート針より再特定する
個体生成処理について
あまいかおりを使う場合と異なり、既存ツールでは自然エンカウントは未対応の為、
乱数を100分率したbwpidseedのリストから判断する必要があります。
個体生成処理
乱数 | 処理内容 | 説明 |
---|---|---|
R(1) | フィールド特性判定 | シンクロなどのフィールド上で発動の成否判定 |
R(2) | エンカウント判定 | 野生ポケモンが出現するか? |
R(3) | エンカウントスロット判定 | どのポケモンが出現するか? |
R(4) | レベル決定*2 | 釣りなどで同じテーブルでもレベルが違う場合 |
R(5) | PID*3の決定 | 色違いやその他、形状などに使われる |
R(6) | 性格決定 | シンクロの不使用の場合の性格決定 |
ジャイアントホールでメタモンを捕獲用
乱数 | 処理内容 | 説明 |
---|---|---|
R(1) | シンクロ判定 | 100分率して50以上なら成功 |
R(2) | エンカウント判定 | 100分率して13以下 |
R(3) | エンカウントスロット判定 | テーブル3のメタモンの場合50-59 |
R(4) | レベル決定 | skip |
R(5) | PID*4の決定 | 通常色の場合は考慮不要※色違いの場合でも絞り込めばOK |
R(6) | 性格決定 | シンクロ使う場合は考慮不要*5 |
個体の検索方法について
事前準備
①SSS4で大量に初期seed集める
目標個体の初期seedを複数集める
※エンカウント処理の都合上、消費数が増えやすいので多めに集めておきましょう
②初期seed部分だけリストアップ
メモ帳に初期seedのみコピペする
bwpidseedで絞り込み
③bwpidseedの設定
- 歩きエンカウントする個体の絞り込み
設定項目
- シンクロ
- 判定「なし」
- 『のみ』にするとヒットしません
- 判定「なし」
- seedをそのまま乱数にする→チェックいれない
- 出現テーブルを入力
- メタモンの場合3と6にチェック
- n分率にチェックをいれる
- n→100を入力
- 絞り込み→0-13に設定※13以下の値のみヒットするようになる→つまり歩きエンカウントするのみ出力される
補足 シンクロ判定について
本来『あまいかおり』を使う場合は設定しますが、
歩きでエンカウントする場合はスキームが違うので、
後述の手順で探す必要がある
よって、判定「なし」にしておく必要がある
対象候補を探し方
- オフセットの特定方法
初期seedが『単数』の場合、画像の計算ボタンを押すと自動で特定される
今回の使用初期seed
75,1,11,12,35,5,1105,2,31,31,31,31,31,31,あく,70,519A0C07D187D79B,B→↓
目標個体を探すリストを出力
全性格値乱数列の消費数が出力されるように再設定して、リストを出力する
設定項目
- n分率の絞り込みを消去
- 全テーブルにチェックをいれる
- シンクロ『あり』にする※『のみ』には設定しないこと
目標個体の探し方
シンクロ判定の成功個体の目視確認方法
目標個体の1つ上の消費数を確認して、
n分率が50以上ならシンクロ判定成功します
今回は1つ上の80消費個体のn分立率が70なので、シンクロ成功個体です
補足 シンクロ「あり」で出力すると、
n分率50以上の場合は○がつくので、オススメ