BW1の乱数調整に必要なパラメータの特定方法
0.目次
※実際の手順は3からです
1.事前知識
1-1.BW1とBW2の違い
1-2.使用本体の種類
『ニンテンドー3DS』『ニンテンドー2DS』が今回の説明対象
1-3.MACアドレス
MACアドレスとは？
ネットワーク機器1台1台に割り当てられた固有の管理番号のこと
BW乱数ではパラメータの一種であり、MACアドレスが重複しない仕様のため、DS本体を変更した場合は本記事の作業をやり直す必要があります
(参考サイト:MACアドレスとは？)
2.乱数調整ツールのDL
- seedparamsearch ver1.02
(※seedparamsearch2ではありません) - SyokiSeedSearch(通称:SSS4)
- bwseedlist
- エメタイマー(WEB版/時間計測用)
ツールが動かない原因
- 解凍していない
www.pc-koubou.jp - .NET Frameworkを導入していない
3.seedparamsearchの設定
3-1.パラメータを入力する
画像のようなツールが立ち上がればOKです
赤枠の部分を入力していきます
| パラメータ | ||
| 種類 | ブラック1 | ホワイト1 |
| nazo値 | 2761150 | |
| Vcount | 8C | |
| Timer0 | 1237～1238 | 1232～1234 |
| Frame | 9 | |
| GxStat | 6000000 | |
| MACアドレス | 本体依存 | |
MACアドレス確認方法を開く
裏技的なもの
『seedparamsearch』と同じフォルダに『config.txt』を作成
下記のテキストを保存した状態でツールを開くと、
パラメータが入力された状態になります
1232←ブラックの場合は1237
6000000
9
XX-XX-XX-XX-XX-XX
2761150
4.パラメータ特定作業
4-1.ソフト選択時間を決める
4-1-1.時刻設定
任意のソフト選択時間を決めて、その時間にソフトを起動します
【設定例】2008年2月16日00時00分30秒にソフト選択
4-1-2.時刻設定時の注意事項
4-1-3.エメタイマーの設定方法
エメタイマーを開いて起動時間に秒数を入力します
今回は30秒なので『30』と入力
『Shift』キーを押しても開始します
4-2.ゲーム内操作の流れ
4-2-1.時刻設定
3DSの時間を変更する
時間変更完了と同時にタイマーを開始する
4-2-2.ソフト開始
タイマー終了(0秒00)と同時にBWのソフトを開始する
4-2-3.白い画面中の操作
ソフト選択してからロゴが出るまでの一定時間(約5秒)は黒や白画面となります
この画面の間はボタンを押さないこと
4-2-4.最初から はじめる
セーブデータの有無に関わらず『最初から始める』
セーブデータがある場合、注意書きが出てきますが『A』ボタンで進める
最初から初めてもセーブデータは上書きされません
4-2-5.主人公の名前決定時
アララギ博士との会話を進めて、主人公の性別や名前を任意に決めます
主人公の名前決定時『いいえ』を押すごとに乱数を消費するので、
なるべく1回で決めましょう
4-2-6.IDを確認する
主人公が操作可能になれば、
プロフィールより自分のIDを確認します
4-3.seedparamsearchに結果を入力
入力ポイント
- 裏ID総当たりにチェック
- 秒数の範囲は前は約5秒、後ろは約10秒の幅を持たせること
- 裏IDは空欄にする
4-4.seedparamsearchに結果を確認
結果が１つ出力されれば特定完了です
3DSの場合、実際のソフト選択時間より約7秒後くらいが
ツール出力時間になっていること
必ず7秒というわけではなく、今回のように6秒であったり、
6.5秒くらいの中間の場合もありえます
本体の種類や搭載しているメモリカードの読み込みに依存するので、個人差があります
4.よくある質問
Q,範囲を拡げたら結果が出ましたが、正しいですか？
A,いいえ、間違った結果が出ただけです
(BW1のニンテンドーDSliteの例)
パラメータの範囲を拡げて再検索すれば、結果が出力されることがあります
しかし、その結果は正しくない結果のため、使用しても乱数調整はできません
多くのパラメータ特定方法の記事では、
特にTimer0の範囲が必要以上に広いため、間違った結果が出やすくなり、躓くポイントなので注意が必要です
Q,結果が出ません
A,主な失敗原因は以下となります
必ず入力内容の確認をするようにしましょう
