3DSを使用した時の配達員乱数調整方法
0.目次
1.事前準備
1-1.使用ツール
使用する乱数調整ツールは事前に起動するか確認すること
(DL先:BW/BW2乱数調整ツール※さびたコイルのページ)
(DL先:バトルサブウェイ乱数補助ツール※ただの雑記byさき)
1-2.そのほかの準備
1-3.【推奨】受け取る場所
上記以外のポケモンセンターの場合、
NPCによる乱数消費が発生するため難化します
1-4.今回の説明対象外
今回の記事では初心者向けのため、以下は説明対象外とさせて頂きます
2.配達員乱数の仕様
配達員から受け取る種類によって個別の調整が必要
配達員から受け取るポケモンは、性格が固定であったり、個体値の一部が固定のポケモンが含まれております
そのため、固定箇所があるポケモンは、個別に考慮する必要があります
3.配達員から受け取るポケモンの確認
3-1.一度受け取ってみる
乱数調整対象のポケモンを一度受け取り、以下の確認ポイントをメモする
3-2.個体生成調査リストから確認
4.SSS4で目標個体の時間を調べる
4-1.SSS4の設定
4-1-1.『パラメータ』の入力
初回でSSS4を起動すると未入力の状態なので、赤枠のパラメータを入力します
nazo値の入力は、『nazo』をクリックすると、入力欄が別ウインドウで出ます
※次回以降はパラメータが入力された状態となる
4-1-2.『起動時の条件』の入力
キー入力とは、ソフト選択後の白い画面中に押すキーのことです
キー入力のチェックを入れて、青枠の『設定』を押すと別ウインドウが開き、
入力するキーを設定することができます
白い画面中はパラメータ特定の際にはボタンを押さない期間としていましたが、
今回は検索結果次第で、特定のボタンを長押しすることになります
除外するキー
- 反応が悪いキー
- 押しにくいキー
4-1-4.『検索条件』の設定
個体値の範囲は自由に設定しましょう
絞ると検索に時間がかかるので、時間をかけたくない人は5Vくらいがオススメ
◆【オススメ】他の個体にも流用したい場合
(設定例:特殊めざパ検索用)
都度検索するのは時間がかかるので、
個体値範囲を『30』~『31』の範囲で出力して結果を保存しておくと時短になります
※保存する際は性格乱数の位置の記載も忘れずに・・・
4-1-5.『配達員検索』の設定
『配達員検索』の項目にチェックを入れます
設定を押すと別ウインドウが開きます
性格乱数の位置が『10』になっていることを確認しましょう
個体生成調査リストの『位置』の部分に該当します
位置が『11』の配達員個体の場合は11に変更しましょう
性格は他の配信ポケモン用の検索もしたいなら『指定なし』にする
4-2.SSS4で検索をする
(本体:3DS、ソフト:ホワイトの検索設定例)
SSS4の入力が完了したら『検索開始』を押します
4-3.SSS4の検索結果例
ヒットしない場合は秒数の範囲や性格値乱数列の範囲を拡げましょう
4-4.今回の使用初期seed
■Result(抜粋)
年,月,日,時,分,秒,Timer0,性格値乱数消費,性格,H,A,B,C,D,S,めざパ,威力,初期seed,キー入力
16,5,5,10,49,36,1233,89,ようき,31,31,31,31,31,31,あく,70,527AFDA1A39F79B6,↓
見方はカンマ(,)区切りで項目が分かれています
■時間設定
パラメータ特定の際に調べた秒数分だけツール結果の時間から引く
ツール結果の出力時間:2016年5月5日10時49分36秒
↓
実際の起動時間:2016年5月5日10時49分30秒
- 私の本体の場合、ツール結果の6秒間のロード時間がある
- 個人の本体に合わせて『実際の起動時間』は修正しましょう
4-5.使用初期seedのオフセットを特定
4-5-1.オフセットとは?
オフセット
基準点からの距離で表した補正値のこと
BW乱数の場合『ゲーム起動』から『つづきからはじめる』までに、
性格値乱数が一定数(約40~55)消費されているので『0』からではありません。
補正数(オフセット)は初期seedによって決まっているので、
後述の乱数調整ツールで特定することができます。
4-5-2.オフセットと初回レポート針の位置の特定方法
バトルサブウェイ乱数補助ツールを起動します
以下の手順によりオフセット48と特定ができます
■手順
- ①初期seedを入力。②レポート針のカウントにチェック。
- 『リスト表示』をクリック
- オフセットが特定されるので、
その数字を消費数に入力 - 再度、『リスト表示』を押すとレポートの針の位置が表示される
4-5-3.今回の性格値乱数列の消費数
5.実際の乱数調整の流れ
5-1.3DSの時間設定
3DSの時間を変更します
時刻設定完了と同時にタイマーを開始します
5-2.ソフト選択時
5-2-1.『キー入力』のタイミング
ツール結果にキーの指定がある場合(今回は↓)は、
ソフト選択直後からロゴ出るまでの間、指定されたキーを長押しします
※連打や1回押すだけではダメ
年,月,日,時,分,秒,Timer0,性格値乱数消費,性格,H,A,B,C,D,S,めざパ,威力,初期seed,キー入力
16,5,5,10,49,36,1233,89,ようき,31,31,31,31,31,31,あく,70,527AFDA1A39F79B6,↓
5-3.続きから始めるとき
続きから始めるときは、通信オフにすること
※一度でもオンにしたらやり直し
5-4.初期seed一致確認
レポートを1回書いて、レポート針の位置から初期seed一致確認をします
想定外の位置の場合、初期seed不一致なので時間設定からやり直します
※NPCが動く場所では正確な結果は出ないので注意
アドバイス
複数回試しても針の位置が一致しないなら、
『6.失敗時の原因特定方法』を確認してください
5-5.(性格値乱数列の)乱数消費
初期seed一致確認後、残りの乱数消費はペラップ消費にて行います
『つよさをみる』でペラップの鳴き声を聴くたびに1消費します
今回は17回聴きます
5-6.配達員から個体を受け取る
配達員から個体を受け取り目標のステータスなら乱数調整成功です
6.失敗時の原因特定方法
よくある失敗例です。事例に合わせてご確認ください
基本方針
6-1.【失敗パターン①】時間やキー入力のミス
■実際に出た個体
実際に出た個体のステータスから個体値を調べます
※完全に特定する必要はありませんが、
レベルが低すぎる場合はタブンネボムでレベル上げしましょう
■SSS4の変更ポイント
- Timer0・・・Timer0ズレを考慮する。
【ホワイト】1232~1234、【ブラック】1237~1238 - 時間範囲・・・目標初期seedの時間設定
- 秒数・・・前後10秒程度の幅を取る
- 個体値・・・実際に出た範囲
- 性格値乱数列・・・録音忘れを考慮して下限を下げる
■目標個体との比較
年,月,日,時,分,秒,Timer0,性格値乱数消費,性格,H,A,B,C,D,S,めざパ,威力,初期seed,キー入力
【目標】16,5,5,10,49,36,1233,89,ようき,31,31,31,31,31,31,あく,70,527AFDA1A39F79B6,『↓』
【失敗】16,5,5,10,49,38,1233,88,せっかち ,8,24,19,31,2,5,ゴースト,63,7A6786D43224256C,『 』キーを押していない
■今回の失敗原因
- 秒数が違う・・・失敗したseedは38秒である
- キー入力が押せてない・・・失敗したseedは空欄である
性格値乱数列も違うが、初期seedが変わればオフセットも異なるため、
ペラップ消費数を間違えているとは限らないので注意
6-2.【失敗パターン②】乱数消費のミス
■実際に出た個体
実際に出た個体のステータスから個体値を調べます
※完全に特定する必要はありませんが、
レベルが低すぎる場合はタブンネボムでレベル上げしましょう
■SSS4の変更ポイント
- Timer0・・・Timer0ズレを考慮する。
【ホワイト】1232~1234、【ブラック】1237~1238 - 時間範囲・・・目標初期seedの時間設定
- 秒数・・・前後10秒程度の幅を取る
- 個体値・・・実際に出た範囲
- 性格値乱数列・・・録音忘れを考慮して下限を下げる
■目標個体との比較
年,月,日,時,分,秒,Timer0,性格値乱数消費,性格,H,A,B,C,D,S,めざパ,威力,初期seed,キー入力
【目標】16,5,5,10,49,36,1233,89,ようき,31,31,31,31,31,31,あく,70,527AFDA1A39F79B6,↓
【失敗】16,5,5,10,49,36,1233,72,いじっぱり,7,11,23,22,10,19,じめん,70,527AFDA1A39F79B6,↓
■今回の失敗原因
性格値乱数列以外に差異がないことから、ペラップの消費数ミスが原因
本来は17回消費するはずが、されていないことから録音忘れをしている
6-3.【失敗パターン③】性格乱数のズレ
今回の失敗例に限り、以下の初期seedを使用します
年,月,日,時,分,秒,Timer0,性格値乱数消費,性格,H,A,B,C,D,S,めざパ,威力,初期seed,キー入力
36,1,24,11,44,36,1233,135,ようき ,31,31,31,31,31,31,あく,70,7C0FBEEF54735737,B←↓
■実際に出た個体
個体値は一致しているが、性格だけ違う場合
■原因調査方法
bwseedlistを使い、初期seedを入力して『配達員リスト』を出力します
■失敗原因
リスト出力結果からしてズレていますが、
1つ前後に目標性格がある場合は性格乱数の位置が原因です
今回は性格乱数の位置を11の初期seedを使用したため、性格だけズレました
※ビクティニの性格乱数の位置は10
脚注
- ^事前におしゃべりを習得させ、録音しておくこと