乱数調整に必要なペラップの入手方法
目次
1.はじめに
BW1/BW2の乱数調整において、ペラップは必須です
しかし、BW1には出現せず、BW2の『隠し穴』にのみ出現します
『隠し穴』のポケモンは出現しにくいため、乱数調整推奨です
今回は『ペラップを入手する』ことに主眼をおいた記事となります
2.事前準備
2-1.準備
2-2.使用ツール
使用ツール
SSS4
bwseedlist
cal_offset
2-3.【未特定者用】パラメータ特定方法
2-4.隠し穴
隠し穴の場所
隠し穴の場所は参考サイトor動画を確認して埋めましょう
隠し穴の仕様
3.SSS4の設定
3-1.SSS4の設定
■設定ポイント
- パラメータ・・・各自特定した値を入力
- Timer0 ・・・よく出る範囲のみ入力
- Timer0の個数・・・1~3個(不明な人は1個)
- 起動時の条件・・・数年程度の範囲で、秒数は11秒(押しやすいタイミング)
- 『個体値乱数列消費数』・・・影響なし
- 『性格値乱数列消費数』・・・60程度(多くても65以下)
- 隠し穴・・・チェックを入れる。設定項目は下記画像参照。
※ヒットしない場合は年数を拡げましょう
※Timer0の個数は3個以上はヒットしにくいので注意
3-1-1.SSS4の『隠し穴』の設定
■設定ポイント
- 『種類』・・・『ポケモン(4%)』
- 「A」「B」のみチェック
- ♀率・・・『♀率30%』
3-2.初期seed検索結果
画像のような検索結果が出力されればOKです
性格値乱数消費が‐1された結果が返ってくるのは仕様です
Timer0の個数を2個以上に設定すると、Timer0がズレても目標となります
■使用する初期seed
10,1,1,10,16,11,1103,59,BB5CE10B21A5F7DA, 【メモ】オフセット53
10,1,1,10,16,11,1105,59,A93D3D2165277433, 【メモ】オフセット52
今回はTimer0の値が『1103』or『1105』の場合ならOK
3-3.オフセットの特定
cal_offsetを使用してオフセットを特定する
cal_offsetを起動すると、『seed1』と出力されます
初期seed(16進数の部分を)貼り付け
コピーした状態なら『右クリック』すると、貼り付けできます
初期seed入力後、『エンターキー』を押す
BW1かBW2か聞かれるので、『2』を入力して『エンターキー』を押す
『・続きからはじめた時』の下にある、オフセットの数値をメモする
今回はOffset=53である
候補が2つ以上ある場合は、すべての初期seedのオフセットを求めましょう
3-3-1.初期seedを選ぶポイント
オフセットと目標消費数が近すぎる初期seedは使えません
約10消費くらい差があるものを使いましょう
目標消費数=オフセット+10程度(8~15)
3-4.bwseedlistの設定
3-4-1.針の位置を調べたい場合
■設定ポイント
『初期seed指定』に◎がついてること
- 『初期seed』・・・自分で出した初期seedを入力
- 『オフセット』・・・自分で出したオフセットを入力
- 『消費数』・・・0~70程度(1000では多すぎるため)
- 『パターンリスト』・・・『針』を選択
カンマ区切りや指定行での改行は好みで設定
※検索の利便性は悪くなので注意
設定完了後、『パターンリスト』を出力
3-4-2.Timer0ズレを調べたい場合
『パラメータ・起動時刻を指定』の方に◎がついてること
針の位置よりTimer0ズレの検索ができる
■設定ポイント
『パラメータ』・・・説明割愛
時間・・・出力結果の時間を入力(ツールの時間をそのまま)
Timer0・・・出る範囲全て
『オフセット』・・・入力しないこと
■出力例
リスト結果を出力させて、該当の初期seedが含まれていれば設定は正しいです
4.実際の流れ
4-1.セーブポイント
ポケモンリーグの前でセーブする
※この場所以外でもOKですが、NPCがいないこと
4-2.初期seed一致確認
目標の時間に起動してレポートを数回書いき、初期seed一致確認を行う
※Timer0が目標ではない場合は起動からやり直し
■針の対応表
レポート針の向きから対応する数字をメモする
■レポート4回分の結果
7771
■実際に出た初期seed
10,1,1,10,16,11,1105,59,A93D3D2165277433, 【メモ】オフセット52
4-3.255歩歩く
ゴールドスプレーを使用する
効果が切れるまで(250歩)歩く(自転車使用可)
さらに残り5歩歩く
4-4.現在位置確認
■レポート2回分の結果
73
255歩歩いたあとにレポートを書いて現在位置特定を行う
今回の例では懐き判定による性格値乱数列消費はされませんでしたが、1消費程度消費されていることがある
4-5.残りをレポート消費
現在位置の特定が出来たら、目標までレポート書く
今回の例では、現在位置(オフセット+レポート消費数)58なので、追加で1回レポートを書く
になるように調整しましょう
4-6.1歩歩いて隠し穴へ
1歩以上歩いたあとに、隠し穴へ向かう
該当隠し穴にペラップがいれば乱数調整成功
この先はうまくいかない人向けや補足資料です
5.失敗時
隠し穴乱数の欠点として、失敗時の原因が調査しにくい問題があげられます
■主な失敗原因
- 隠し穴が全部埋まっていない
- ツール設定ミス
- レポート回数ミス
- 別のポケモン(アイテム)がいる
- 起動時間に関するミス
5-1.隠し穴が全部埋まっていない
1か所ずつ巡りなおす以外ありません
埋まっていない隠し穴を見つけた場合は、全て埋まるまで乱数調整を繰り返すか、『かくしあなパワー』を使うなどして埋めましょう
5-3.レポート回数ミス
初期seed確認段階で一致している場合はこの可能性があります
慎重にカウントしましょう
5-4.別のポケモン(アイテム)がいる
考えられる原因は以下です
- 該当箇所の隠し穴を空けていないor移動中に判定があった
- ツールの設定ミス(隠し穴の設定箇所)
5-5.時間に関するミス
まずは、時間の見間違いを疑いましょう
5-5-1.ポケモンを捕まえてみる
■使用する初期seed
10,1,1,10,16,11,1103,59,BB5CE10B21A5F7DA,
10,1,1,10,16,11,1105,59,A93D3D2165277433,
使用する初期seedに起動して、すぐポケモンを捕まえましょう
- 【今回の例】2010年1月1日10時16分11秒にソフト選択
■実際に出た個体
個体値計算ツールでおおよその個体値を特定します
※すぐ近くのチャンピオンロードの洞窟がオススメ
■実際に出た個体の初期seed
年,月,日,時,分,秒,Timer0,消費数,H,A,B,C,D,S,めざパ,威力,初期seed
10,1,1,10,16,12,1104,2,7,15,6,3,14,1,ゴースト,64,C9CA2E6EC88EB017
実際に出た個体の結果より、秒数が1秒多いのが原因でリストから外れました
3DSなど秒数が安定しない本体の場合は野生ポケモンなどから判断しましょう
6.よくある質問
Q,他の隠し穴のポケモンにも使えますか?
A,使えますが、本記事を参考にするのは非推奨です
本記事の手順は『ペラップの入手が目的』であり、他のポケモンの説明は省略しております
別途隠し穴のやり方が書かれた記事を参考にしましょう
Q,個体値乱数列の範囲を2にしているのは何故?
A,失敗時の保険です
隠し穴乱数が失敗した場合、該当の隠し穴は何もない状態となります
失敗原因を特定できないので、野生ポケモンでも初期seed確認を想定して2にしています
Q,性格値乱数列が‐1された結果が出る
A,仕様です
SSS4で性格値乱数列60~60で検索した場合、リスト結果では59の結果が出ます
リスト結果の方を基準に考えましょう